昔やっていたものを、ふいに再開するときって少し臆病になる。
元々臆病な性格だけれど。
書き物を公開するっていうのは、他人からの非難や中傷を甘んじて受け入れますよ、もしくは、挑みますよ、という心構えが必要だとしみじみ思う。
キューバに行ってきた。
暑くて熱くて、湿っていて、ジリジリした。
でも時々吹く風が非常に気持ち良かった。
自然がたくさんあって、心がウキウキしたのに、ゴミのポイ捨てがあまりにも多くて、しおれた。
危ない危ない、と聞かされてきたけれど、全く危ない目には合わなくて、むしろ人に助けてもらうことが多かった。でも夜はそんなに出歩かなかったからな、本当のことはわからない。
キューバ一と言われているホテルで行われたブエナビスタソシャルクラブのコンサートは、どちらかと言えばキャバレー的ダンスメインで、本物のキューバ音楽を味わうためには、ホテルなんかに行っちゃだめなんだな、と確認した。
あくまでも、私は観光客の通りすがりに過ぎなくて、スペイン語もほとんどわからなくて、本当はもっともっと、奥深くまで入り込んでいきたかったのだけれど、今回は断念。
もっとキューバの人と話をしたかった。
クーラー付きのバスに乗って見る世界と、相乗り馬車に乗って見る世界はきっと違う。
家に帰ってきて、ほっとしたのは何故だろう。

